僕は何年も会っていない親友に支援してくれと急にメッセージを送った。

今日は僕が何年も会っていない、連絡も取っていなかった親友に急に僕の夢のために支援して欲しいとメッセージを送った話をしようと思う。

自分でもメッセージを送る時にすごく図々しい奴だなって思った。

何度もメッセージを送るのをやめようかと考えたけど、僕は本気で展示会を成功させたいと思っていた。

だから、もし嫌われたらと考えながらもメッセージを送った。

それから2日経った頃だった。

メッセージは既読されて何も返信は返ってこなかった。

あー。何年も話してもいないのに急にこんなの送ってきて図々しいと思われたんだろうなって僕は思って追いメッセージはしなかった。

それから日をまたいで朝起きたらメールにキャンプファイヤーから支援者が現れたとメールが入っていた。

誰からだろう?と支援者リストを確認した。

金額は5000円だった。

僕のリターンにその金額のものはない。

だから、複数購入してくれたのかな?と考えたけどどれを足しても金額が合わなかった。

後で聞いたのだけど、金額が変えられることを知ったから3,000円のリターンの商品に上乗せして自分のできる支援額を送ったのだと友人は言った。

支援者リストの1番上に、つまり最新の支援者の名前に僕がメッセージを送った親友の名前が書かれていた。

それとともにメッセージが入っていた。

「夢を叶えてくれ」

僕は泣きそうだった。

その下にも多くの支援者からメッセージが入っていた。

「あなたの写真が好きだ」

「夢に向かう姿は頼もしい」

「応援してます」

たくさんのメッセージを見ながら今はとても泣きそうな気持ちと嬉しさと勇気が湧いた。

僕は人に期待されるのが昔から嫌いだった。

期待を越えられなかった時の期待してくれていた人の残念そうな顔を見たくなかったから。

ずっとそういうのが怖くて自分がしてることにも自分自身にも自信が持てなかったのだと思う。

でも、何年も旅を繰り返して写真を撮り続けては発表してるうちに少しずつだけど僕の写真が好きだと言ってくれる人やあなたの生き方が好きだと言ってくれる人が増えてきた。

今はまだそういった承認欲求を満たして一喜一憂している状態かもしれないけど、けれどそんな僕でも誰かに少しでも影響を与えられている。

世の中の役に立っていると考えられるようになったのはやっぱり自分の周りで密かに僕を見守ってくれている人がいるからだと思った。

自分がやりたいことをしてそれが誰かに何かを与えられるならそれはすごく理想的で素晴らしいことだと思う。

支援してくれた人達に支援して良かったと思ってもらえるようにも自分の理想を現実にして良い写真展にしたい。

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