インドで腹痛、下痢になってしまった時の対処法

インドりょこうを考える時必ずといっていいほど頭を悩ますことは衛生環境が悪いがために腹痛や下痢といった症状になってしまうことではないでしょうか。

それは短期間の1週間ほどの旅行ならもしかしたら回避できるかもしれませんが、2週間から3ヶ月と旅の期間が長くなるほど何度も襲ってくる問題です。

完璧に近いほど回避するには自炊して徹底的に悪い部分を取り除くしかありません。

ですが、旅行者がそこまでできることって難しいと思います。

なので、インドでの食あたりや水あたりなどの病気は結構運次第という面が強いと僕は考えています。

実際僕もインドにきて1ヶ月半で3度の腹痛、下痢に伴う吐き気や脱水症状などに見舞われました。

正直なことを言うとこれになるだけで数日体がだるくて動けなくなるので観光どころではありませんでした。

なので、今回僕の体験からなってしまったらどうするべきか調べたのでここに書き記します。

腹痛、下痢なった時にやるべきこと

まず、これらの症状になってしまったら何をすべきなのか。

下痢に関しては急性のものであればウイルス性か細菌性のもので対処は少し変わりますが、ウイルス性ならノロウイルスなどの食中毒で間違いありません。

細菌性のものは免疫が低下してる時に食べ物の菌に感染してしまうもので抗菌薬が必要な場合があります。

通常は下痢は3日ほどで治ってきます。長く続くようなら病院に行くのがベストです。

もし簡単に病院に行けるならそれがいいのですが、旅行者ってなかなかそうじゃないですよね。

なので、まず最初に考えるべきことはホテルで安静にして下痢がある場合は1日は必ず下痢止めを使わずに出るだけ出した方がいいです。

そして、下痢をすると水分量がどんどん減るので脱水症状になります。

でも、だからと言ってすぐに水を大量に飲むと大腸まできた水が吸収されずにまた便意となって出ていってしまうのでさらに水分を減らす悪循環になります。

なので、出し後はすぐに水を飲まずに安静に休むのがいいと思います。

僕自身、出したらその分飲まないといけないと思いガンガン飲んでいました。

すると、数時間後吐き気が出てきて下痢をしながら口からも水分を出すという悲惨な状況に追い込まれました。まさしく脱水症状の悪循環でした。

吐いた量でも2リットルくらいあり、これでは自分が飲んだ水の量より多いと感じましたね。

そして、この間はあまり無理して食べない方がいいので経口補水液を摂取するのがベストです。

日本でいうポカリスエットなどのようなものです。

でも、インドでそのようなドリンクはあまり売っていないので下町などの地元の人達が生活する場所ではほとんど見かけません。

なので、街中のドラッグストアにいって経口補水液の粉末を購入しましょう。

その時もし自分で行けない場合は宿のスタッフにお願いするのも考えてみてください。

インドでこれらは安いので簡単に手に入ります。日本のようにパック売りではなく、パックを開封して細かく売られているので単価は日本で買うより安く感じます。

そうすると脱水症状もある程度緩和されると思います。

1番辛いのはやっぱり下痢や吐き気、頭痛や腹痛が一気に来ることだと思います。

それらを少しでも回避するために確実に脱水症状だけはならないようにした方がいいです。

日本にいる時にそれらの粉末を揃えているといいかもしれません。下記に行く手間も省けますし、備えることは大切だと思います。

僕はしなかったので後悔してます。

移動などでどうしても下痢を止めないといけない場合は下痢止めを使うのもありですが、できるだけ悪いものは出していかないと治っていかないので気をつけた方がいいと思います。

色々と書きましたが、僕はやっぱり下痢をした後にすぐに大量の水分を補給しないことが大切だと良く感じました。

飲んでもそれ以上に嘔吐などで水分をなくしては悪循環なのでこれはとても大切なことだと思います。

インドで買うことのできる薬

インドの薬局は鉄道にもあり、街中でも良く見かけます。比較的薬は手に入れやすいと思います。

そして、僕が今までに購入したのはこれらです。

水に混ぜて飲む経口補水液の粉末

これは脱水症状にならないために水に混ぜて飲むといいです。味は美味しくはありませんが、不味くもありません。これ一つで1リットルの水に使えます。

価格は約25ルピーでした。

下痢止め

こちらは下痢止めです。僕は一日はずっと使わずに出し続けてやむおえなく鉄道で移動する必要があったために駅で購入して使いました。効き目は良いです。

価格は約15ルピーほど。

整腸剤

これは僕が念のために買っておいた整腸剤です。これがなくても下痢止めと経口補水液があれば僕は十分でした。

価格は約15ルピー。

このように日本のように大量に買うのではなく、少量を必要な時に買えるのがインドの薬局のいいところだと思います。

そして、価格が安いので利用しやすいですね。

もしこれを読んでる方がこのような症状で苦しんでいるのならこの方法を試してみてください。

あなたの苦しみが少しでも改善されると嬉しいです。

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