今の高校生に知ってほしいインドの貧困の話

多くの人がインドで感じるというインドの貧困問題。

日本でも世界でも多くの非政府団体がそれを支援していてその活動のおかげで多くの人が助かってきたのだと思う。

そして、僕も高校生の時または、専門学校に通っていた18.19.20歳の時は貧困は悪でそれは一刻も早く解決しなくてはいけないものだと思っていた。

もちろん、今もそう思うことは変わらないけど、実際僕はインドに来てそれを目の当たりにすると日本の価値観とはすごく違うんだなって感じる。

僕たち日本人は貧困に苦しむ人がいるならそれをサポートするべきという考えを持ってると思う。

でも、インドでは僕たちから見ると貧困だと思う人たちがほとんどに見える。

確かに貧困と言ってもどこからそれを指すのかよくわからない。

ゴミを漁ってる人、物乞いをしてる人、体の不自由な人、または教育を受けられていない人たち。

貧困とは教育、仕事、住居、水やエネルギーなどを十分に受けられない人のことを言うらしい。

高校の時だったら僕はボランティアに参加したり募金したりすることで助かるのでは?って考えたと思う。

でも、それではこの問題はかけ行けできないと思う。

そもそもこの国の文化がカーストを軸に置いていて、貧困を容認してるから。

確かに法律上はないのかもしれないけど、ここに長くいるとそれがよく伝わってくる。

インドのネットニュースを見ると強姦やレイプ、女性を公衆の面前殺害する光景がよく放送されている。

ここでは肌が色でも差別がまだあるのだという。

特に女性は男性よりも下の存在として扱われ、被害に遭うことが多い。

そして、ここの人々は殺されている様子を見ても多くの人々がその現場に助けに入ることはなく、スマホで撮影したり遠目から眺めていたりするのだという。

僕は気になってインドのこのような事件を調べたことがある。

Twitterにはいろんな事件が載っていて、カップルが夜にバスに乗ると女の人がレイプされその後亡くなったり、路上で女性が叩き殺される映像があったり、僕はそれを見てこれは教育の水準が低いこともあるだろうと考えた。

インドの教育水準は小学校進学率は80%を超えてきるらしい。

でも、半分くらいが途中退学して高等教育を受けられるのは30%に満たないのだという。

これでは社会として秩序を持って成り立たないのは当然だと感じた。

だから、これを見ると日本の教育はこの面ではかなり成功しているし、僕たちは倫理観をしっかりと手に入れている。

インドで貧しい生活をしていると言われる人々は教育的にもやはり貧困なんだと僕は思う。

日本ではよく貧困の人たちを助けようといってお金を集めるけど、これは何年やっても僕は根本は解決しないなと感じた。

本当にやるならそのお金の半分を人件費に当ててでもボランティア参加者を集めて現地で活動をした方がいいと思う。

現地でボランティアが常に見えるように活動していると現地の裕福な人々の考え方が代わり、それがきっかけで国をあげてその問題に取り組んでいくスピードも上がると僕は考える。

お金で多くの自国民に見えないように活動しても結局権力を持つ裕福な人たちは何も変わらない。

自国民がそれに積極的でないのに外国人がその支援をしても僕は何も変わらないと思う。

言いたいことがなんなのかよくわからなくなってきましたね。

まとめます。

インドでは食べるものがないから貧困なのではなくて、教育の低さや国の文化があるからなかなか貧困は根絶されない。

もし何かできることがあるとすれば多くの人がインドの街で貧困をなくすために目に見えるように活動すること。

僕はそう思う。この話書こうと思ったはいいけど複雑すぎてまとめるのが大変だと思う。

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