インドの観光地と検索してもなかなか出てこないスパイスマーケットですが、英語で検索していると古く趣きのある建物に囲まれたマーケットの写真が出てきます!
本当の名前はAsia’s Largest Spice Marketといいまして、長いのでスパイスマーケットと呼ばれているようですね。
僕も気になっていたので、今回どんなところなのか調査してきました。安全性も含めて僕の感じたことを書いていきます。
スパイスマーケットとはどんなところ?
スパイスマーケットは結構広い範囲を示していまして、道路沿いで人々に販売する店舗と卸売をする卸の店舗に分かれています。
普通に観光していると、スパイスが通りに売られている光景しか見れないのですが、内側に入ると加工される前のスパイスを販売する店舗がたくさんあることに気が付きます。
僕も知らなかったのですが、卸しのマーケットはKhaori Baoliと呼ばれているらしく、とても古い昔からの建物の中で営業されています。
僕も探すのに苦労したのですがFatehpuri Masjidというモスクのちょうど裏で営業しています。僕が思うに観光客が気軽に1人で入るというのはあまりないようでやっぱり現地の人たちが仕事をしている様子しか見られませんでした。
Khaori Baoliは当然、観光地ではないので入っていくと現地の人々にかなり見られます。
とても薄暗くて少し落ち着かない場所でもあるので女性1人で行くのはあまりオススメではないかもしれません。
外側のスパイスを売ってる現地人向けのマーケットは道路に面しているので安全に見学することができます。
建物の内側に入ると香料品の匂いがすごい!
僕は初めて体感したのですが、Khaori Baoliでは多くの加工前のスパイスが土嚢袋のような袋に入れられて運ばれています。
それで、麻の袋や土嚢袋にたくさんの唐辛子が詰められていたりするのですが、近づく旅に咳をしてる人多いなと思っていました。
ですが、その理由は卸売店舗の近くを通るとすぐわかりました。
唐辛子の匂いが強すぎてみんなむせていた。
加工されてないのに大量の唐辛子が干されていたりするとその匂いでみんな咳き込んでいるんですね。
こんな体験普段することないので初めて唐辛子の恐ろしさを体験しました。
働いている人たちはここで体を壊したりはしないのだろうか。とても気になりました。
インド人は毎日かなりのスパイスを使用するようですが、この大量のスパイス原料を見るとそれも納得です。
写真、カメラでの撮影はあまりよく思われていない
観光地ではないので写真撮影禁止とか張り紙は全くないのですが、このマーケットの人々はあまり撮影されたくないようですね。
英語で検索するとたくさんの写真が出てきますが、今回行くと場所に南京錠がかけられて行けないようにされている場所もありました。
もしかしたら観光客が来すぎて閉鎖したのかもしれません。
僕も敷地内を見ていると1人の男性にここでは写真を撮るなと軽く言われました。禁止とはどこにもありませんが、あまり快くは思われていないようです。
ですが、みんなというわけではなく、写真撮影に協力的な人もいたので僕もなんとも言えません。
ここで撮影をする場合はあらかじめ近くにいる人にも許可をとることを忘れないでください。
そして、行っていい場所なのかわからない場合はそれも近くの人に聞いていくことをお勧めします。
屋上は多分行けないと思います。
僕の場合は現地の人に確認して4人グループが屋上で休んでいたのですが、(多分働いている人達)1人は入ってくるなと僕にいいました。でも、もう1人がその人を説得して撮影を許可してくれました。
こんな感じなのでトラブルを避けるという意味からも勝手に撮影したり許可なしのスナップは控えた方がいいと思います。
どうしても撮りたい場合は相手と交渉しましょう。
実際行く価値はあるのか?
結論ですが、僕は一度見る価値はあると思います。インドのスパイスをインドでは必ず食すと思いますが、その原型がここで見られ、どんな風に流通しているのか少し理解することができます。
なので、僕は見に行ってよかったと思います。
でも、薄暗く、裏路地感がすごいので安全面は確保して行くことをお勧めします。