デリーの赤い城を訪れる理由と見どころ

レッドフォート(ラールキラー)(赤い城)(デリー城)などと多くの名前を持つこの観光地。

入り口のラホール門を外から見た人々は赤茶色のこの建物を見て赤い城と呼んだのだと思います。

触ってみるとザラザラした感触の砂のようなレンガのような素材。

ムガル帝国時代に作られたもので、デリーには似たようなものがジャーマ・マスジドやフユマユーン廟などがあります。

似たような素材が使われているような気がしたのでやっぱりイスラム文化もありペルシャとの関係が強かったのかもしれません。

外からだとあまりわからないのですが、このお城かなり広いんですよね。

僕も2度目にして初めて中に入り見学したのでその話を書いていきます。

ラホール門から中へ

まず、チケットを買って荷物検査を受けてからラホール門へ向かいます!

近づいていくとやっぱり巨大で迫力のある門です。

ラホール門
人々の様子

ラホール門に入ると、通路では左右にマーケットがあります。昔からの流れのようです。

実際お土産というよりもインドの他のマーケットと変わらないようなおもちゃやスカーフ、ブレスレットが売られているような感じでした。(お土産をなのか。)

そして、この通路も本当に広い。

ラホール門からの通路

今も毎日多くの人でこの観光地は賑わっています。

この通路を出た先には城内部の様子が見えてきます。

なんだか大学のキャンパス内のような芝生でイギリスに統治されていたということを思いますような感覚になりました。

城内部

城内にはイギリス軍が軍事施設として使っていたであろう建物や、昔の建造物があります。結構場内は広いのでかなり歩くと思います。

ディーワーニ・アーム 公謁殿

公謁殿(ディーワーニ・アーム)

ここは王から謁見を受ける場所のようです。昔は40の柱からなっていたので「40柱の間」とも呼ばれています。

ですが、砲撃で40のうちのほとんどが壊れたので、オリジナルで残るのは9本だけのようです。

多くの人が王が座ったと言われる椅子の前で記念撮影をしていました。

ディーワーニ・ハース 謁見所

左がディーワーニ・ハース、右が真珠モスク

ディーワーニ・ハースはくらいの高い人々が謁見を受ける場所だったらしく、白い代理先を使った作りになっていました。

柱には花のデザインも施されていて他のものよりもデザインや素材がいいと感じる建物でしたね。

そして、隣にある真珠モスクはジャーマ・マスジドが完成するまではここで金曜礼拝も行われていたようです。

城の外にジャーマ・マスジドを作る計画はあったので城の中に大規模なモスクを作る予定はなかったそうです。

真珠モスク

中を見ることはできなかったので外側からしか観光できないと思ったほうがいいと思います。

本当は内装を見たい気もするのですが。

城内部の雰囲気

城の中はこの3つの見所はありますが、僕の私見では市民がくつろいだりできる施設のように感じます。

外側はラホール門など観光地感はありますが、内部は芝生が広がっていて、所々にフードスペースのようなものがあったりと家族連れでご飯を食べていたり、芝生に座って話していたり、子供たちが遊んでいる光景がよく見られます。

イギリス統治時代のものと思われる洋風の建物もあり、それらは城の中心あたりにあります。

入場料とルールについて

入場料は外国人価格があり、600ルピーです。

インドの観光地らしく、チケットカウンターの数が少ないのにチケットを買いたい人々が多いです。なので、並ぶルールもないインドではチケットの争奪戦が始まります。

順番は関係ないので人を押したり割り込んだりしてチケットカウンターの小さな穴からスタッフにお金を先に渡した人がチケットを買えます。

正直これには日本人はイラっとすると思いますが、郷に従えの精神に則って他の男たちを押しのけてどんどんカウンターへ進まないといつまでも買えません。頑張って!

買えたらセキュリティーでチケットを受けて入れます。

セキュリティー前に持ち込み禁止のものが描かれたイラスタがあるのですが、カメラ、スマホは持ち込めます。

セキュリティーで持ってることを伝えても大丈夫と言われるだけでした。

僕は心配だったのでラホール門の方で警備の人に写真を撮ってもいいか尋ねるともちろんとの返答だったので心配ないと思います。

1番大変なのはやっぱりチケットを買うことですね。不愉快すぎて見ずに帰ろうかと思うくらいのものでした。

でも、それを乗り越えて見る価値のあるものだと思います!

インドについてもっと知りたいという人へのおすすめ本

インドは一人で理解するには最も難解だと思います。

それを助けてくれるのが地球の歩き方から出ている本です。

ガイドブックであり、豆知識や深い情報が載っているのも特徴です。

インドのことをもっと深く考えたいというマニアックな方にはおすすめだともいます。

最近の旅人はネットでしか情報を仕入れないので見逃している情報も多いと思います。

少しゆっくりとインドのことを理解していきましょう。

https://amzn.to/4fQbG3g

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です