正直な話、ぼくは英語が話せるとは言えないし、だからと言って他の言語が流暢に話せる訳でもない。それでも、世界一周で人と交流することはできるし、ある程度楽しむことはできる。でも、ぼくはせっかく世界を旅するなら英語はできたほうがいいと今旅していて思う。
英語はどんな時に必要か?
旅で英語が流暢に話せた方がいいと思う瞬間がぼくにはいくつかあった。その話をしていこうと思う。
ぼくの英語力は世間でよく言われる中学3年生レベルを理解できるかできないかくらい。ぼく自身すごく物足りないと思っている。
その言語力でぼくができることとできないことを書いていこう。
ぼくのできること
- レストランやカフェでの注文
- 道を尋ねる
- 買い物の時の値段交渉
ぼくのできないこと
- 人との深い会話
ぼくが思うに旅で一番重要なことは人との深い会話だと思う。世界一周に出ようと思う人ならなおさらそうなのではないか?と思う。
海外での観光で観光地を見にいったりするくらいなら英語力は正直いらない。
買い物などは売りたい人が値段を提示して買い方が同意すれば言葉はそんなに必要ないから。
でも、旅で人と関わりたい人やその国のことをもっと深く知りたいと考える人は言語力はあったほうが絶対にいい。
英語はやっぱり使えると旅でできる体験が全く違うものになると思う。
ぼくがそう感じたのはタイのビーチリゾートで大人の友達と遊んでいた時だ。英語はつたなくても理解してくれる人は仲良くなってくれはする。
ぼくと彼女は深い話は翻訳機なしではできないが、海で遊ぶ分には言葉はあまり必要ないのである程度楽しんでいた。
その時に彼女がロシア人の女性と仲良くなって二人で英語で話し始めた。その瞬間からぼくは話に入れなくなり急に疎外感を感じる事になった。
二人が気を遣ってくれなかった訳ではない。
何度も話しかけようとしてくれたけどその度にぼくが理解していないのを見てロシア人の女性がストレスを感じているのがよく伝わってきた。
一緒にいた子が海に忘れ物をして15分ぐらい二人で残された時はぼくにとっては地獄のような時間だった。
あの時ほど英語の勉強をしておけばよかったと思うことはこれからもないと思う。
それくらい気まずい時間だった。
だから、世界一周の旅に出るなら絶対に英語を学んでおいた方が良いと思う。
買い物とか道を聞くのは翻訳アプリを使ったり、ジェスチャーを使えば相手も協力してくれる。
でも、会話は別に無理してやることでもないので本当に気に入った相手ではない限りみんな翻訳してまで話したがらない。
欧米人は翻訳機で話すことを嫌う傾向があると思うので実際に話せる方が断然いい。翻訳機はあてにしない方がいい。
英語圏以外では現地語を学ぶ
もう一つぼくが感じたことがある。
英語圏は英語でいいのだが、現地の人々が英語をあまり話せない場所。そんな場所ではその国の言語を学ぶことをぼくはおすすめする。
なぜかというと、現地のことばを勉強しているというだけでそこの人々はとても親切にしてくれたり、好意を持って接してくれるから。
学ぶが側からしたらメリットしかない。
ぼくは今トルコにいてもともとトルコが好きでトルコ語を学んでいたのだが、タクシーに乗った時トルコで挨拶してトルコ語を勉強していると伝えると全く通じないことが多くても運転手はとても喜んで金額を値下げしてくれた。
つたない語学力で話しかけたことが良かったのかもしれないが、こんな経験がタクシーでは数回あった。
カフェなどに入ってもトルコ語で注文をするとすごく喜ばれている。
相手が日本語であいさつを返してくれることもある。
確かにぼくは少しトルコ語がわかるのでここにきて学び始めたのとは違うのだけど、ぼくはタイで一ヶ月の滞在のうちにタイ語を学んだその時もほとんど話せないが、タイ語を学ぼうとする姿勢を相手に表すとみんな嬉しそうに教えてくれた。
それだけでも人とは仲良くなれると思った。
だから、ぼくにとってはあまり嫌なことでもないので現地の言葉を学ぶようにしている。
どうせ英語ができないなら他の言語を1から学んでもぼくは変わらないと思っているので是非試してみてほしい。
世界一周という普通の旅とは少し違う旅をするならいつもとは違うことも試してみたらとても楽しいと思う。
この度はお金の限り、時間だけはたくさんある。
だから、やりたいと思うことは色々試してみようと思っています。