読者の皆さん、こんにちは!
初めて読んでいる方もいれば何度か読んでくれている方もいるかもしれません。
僕はオーストラリアに来てもうしばらく経つのですが、異国で初めて働いたことで日本との違いや日本人のマインド、外国の人々ことなど肌感覚で感じることが多くあります。
今回はいつもとは少し違う感じになると思うのだけど、僕が普段書きたいことを書いていこうと思います。
いつもよりもブログぽくなるかも。
オーストラリアで感じた働くという感覚
日本で美容師をしていた時僕は髪を切る仕事は好きだと感じていたのだけど、なぜだか毎日仕事に行くのが嫌だった。
今ならなぜなのかわかるのだけど、あの時は深く考えることもしなかったと思う。
仕事は嫌なものだと深層では思っていたし、それを隠すために自分のマインドをいつも仕事は楽しいという方向に持っていこうとしていた。
でも、心の底から感じていないものは信じることができないってことは知っていたし、そう何度も感じていた。
僕はあの時、自分を欺くことを頑張っていたと思う。
東京での仕事は今までの僕の人生で一番給料も良かったし、ある程度満足はしていたのだけど僕は去年の冬に辞めた。
理由は世界一周という自分の人生で一番したいと思っていることをするためだった。
それから僕はタイ、トルコ、インド、オーストラリアと数ヶ月かけて進んできたのだけど、その間僕は仕事をせずに毎日ニートのような生活と旅人みたいな生活を味わっていた。
インドについてから僕は退屈に耐えられなくてなんでも良いから仕事がしたいと思っていた。
仕事は嫌いなはずなのに、していないと社会とのつながりが消えているような感覚だった。
インドの安宿のベットで廃人のように天井を見ながらインドにはゴミが多いからゴミ拾いでもしようかと考えてみたり、その辺にいる人に声をかけて何か仕事をさせてもらおうかとも考えた。
でも僕は考えるだけで何もしなかったのだけど。
あの時はかなりの廃人だったから。。。
それでもオーストラリアに来てからはお金がなかったのですぐにファームでの仕事を見つけて僕は今のファームで働いている。
ブルーベリーピッキングの仕事は僕に取っては人生で一番楽しくて楽な仕事に思う。
オーストラリアの仕事が全てそう感じるわけではないのはわかっているけど、オーストラリア人がやらないファームでの仕事がこんなに楽しいと感じるのは僕にとっては良いことだと思う。
一度、オーストラリア人がしている仕事も体験してみないとなんとも言えないけど、ファームの仕事は僕には仕事に感じないほどストレスがない。
日本にいた頃は人間関係のストレスで毎日いっぱいいっぱいだったことを覚えている。
人々は誰かの悪口を必ず言っているし、常に人に評価されている感じもした。
僕の今いる場所では仕事をしっかりしていれば基本何も言われないし、比較的自由がある。
仕事ってこんなに自由にしていても成り立つんだなと感じたし、僕はこれが仕事のようには全く感じられなかった。
確かに嫌だと言っている人は多いけどここではしっかりとした全員の目指すべき場所が決まっていて仕事内容はいたってシンプルだ。
やることは一つだけブルーベリーをたくさん収穫すること。
これだけを毎日意識して働いていれば収入も上がるし全てがうまく行くように感じる。
もし僕と違う意見を持っている読者の方がいるなら一度本気で誰よりも多く取るというランキングを意識してみてほしい。
僕は毎日ゲームをしている気分でこれをしている。
だから毎日周囲の情報をピッキングしながら観察しているし、どうやったら今よりも多く取れるか考えている。
もちろん、それでも限界があるようにも感じることはあるけど今のところ限界だと思ってもしばらくすると僕はそれをクリアしている。
ブルーベリーのシーズンはそんなに長くないのだから僕が職人のように卓越してカンストすることはないだからこそ限られた時間だけ成長を感じて楽しめるのは最高だと僕は思う。
僕が思うに仕事はシンプルな方がいいと思う。
わかりやすいゴールは追いかけやすいから。
僕は今の仕事が一番好きだ。
今はそう感じる。
結果を出せばしっかり評価される仕組み
僕がもう一つここがいいと思ったのは結果を出せば評価がしっかりされること。
日本にいた頃、どんなに早く結果を出しても半年に一回しか評価はされなかった。
それに口では甘い言葉をかけてくれても実際の現実は結果を出さない人と同じ扱いかそれよりも利用されることが多かったようにも思う。
結果を出せば出すほど結果を出さない先輩たちのいい駒になっていた気もする。
でも、ここでは結果を出せば正当な評価がもらえる。
だから頑張ろうと思えるし、成長もするからいいサイクルができてくると思う。
日本との違いをよく感じるのはここかもしれない。
結果だけで人を判断するのは良くないかもしれないけど僕は日本は平等を意識し過ぎているように思う。
日本人が結果も出さないのにルールや仕組みにうるさいのは日本の社会が頑張らない人々を守り過ぎだからだと僕はここにきて感じた。
日本の価値観でオーストラリアや他の国の人を見ても何も変わらない。
日本とはルールが違うことを理解して今いる場所の仕組みに順応していくことが大切だと僕は思う。
そんな何にでもなれる柔軟さが人には必要だと僕は思う。
今日書きたかったことはこの一言だと思う。
仕事を通して異国がどういう仕組みになっているのか感じてそこに適応していくことを僕らは学ばなくてはいけないのかもしれない。
最後まで読んでくれてありがとうございました!