列車の旅で深夜にシドニーに到着して次の乗り継ぎ時間まで時間を潰さないといけない。
でも深夜だからどこも閉店しているのでは?
と思うかもしれません。僕もそう思っていましたが、外観だけなら深夜でも楽しめる場所が結構ありました。
中を見ることはできなかったので理解は半減してしまいますが、写真を撮ったり雰囲気を味わったりすることはできると思います。
列車の乗り継ぎ時間は長時間待つことが多いので毎回退屈してしまいますが、シドニーは歩いて行ける場所が多かったのでその時間を有意義に過ごすことができました。
しかも、列車の到着駅であるシドニーセントラル駅からこれらの観光地は簡単に歩いていくことができるのです!
オペラハウスを目指して歩けばその道のりに多くの観光地があるのでとても簡単です。
今回はその体験について記事にしていこうと思います。
この記事がオススメな人!
- 深夜のシドニーで時間を潰したい人
- 列車の乗り継ぎでシドニーに滞在している人
- 夜のシドニーを見て周りたい人
シドニー・オペラハウス
僕が夜でも行って良かったと一番感じるのがシドニーオペラハウスです。
ここはオーストラリアの顔と言ってもいいほど世界中の人から人気の観光地です。
昼間は多くの観光客が訪れるそうですが、深夜帯はほとんど人がいないのでゆっくり外観を見学することができます。
また、0時を過ぎてもライトアップされており昼の姿とは違う一面を見られるのがいいですよね!
シドニーを昼間観光できる人々はあえて夜も行こうとは思わないものです。
深夜帯に見れるなら見にいくしかないと僕は感じています。
昼間は日本語のガイドさんがいて館内ツアーがあるようですが、深夜帯は警備の人が何人か滞在しているくらいでしまっていました。
ちなみに、僕はシドニーオペラハウスをディズニーアニメの「ファインディング・ニモ」で知ったのですが、夜の海を見てこの海があの作品の舞台だったのかと想像していました。
ニモのパパを助けてくれた鳥のモデルたちも人の後をとても可愛くついてきます。
かなり人に慣れていると感じました。
オペラハウスの屋根はとても独創的で魅力がありますよね。
近づいて見てみるとこんな感じなんです。
網状に交差して近くから見ると遠くからも見るのとはまた違う印象があります。
そういう気づきも得られるなら行ってみて損はないと思いませんか?
シドニー・ハーバーブリッジ
シドニーオペラハウスの向かいにはシドニー・ハーバーブリッジがあります。
オペラハウスからも見えますが、反対側まで歩いて近くから見るとその壮大さがよくわかります。
オーストラリアの建築物はどの地域で見ても他の国よりインパクトがあると感じます。
シドニーはその中でもやはり近代的な建築物が魅力の街だと歩いていて感じました。
この橋も夜ライトアップされると遠くから見ても存在感があると感じられるほどです。
さすがに橋に登るところまでは行けませんでしたが、次に機会があれば橋の上から景色を見て見たいですね。
シドニー・タワー・アイ
シドニータワーアイは夜になるとライトアップされて遠くからでも確認できるくらいに存在感を発揮します。
市内にいるとビルに隠れてしまうことはありますが、ビルの隙間から見える姿もまた良いものがあります。
僕のおすすめはセントメアリー大聖堂の正面にある公園からが一番見えやすくて良いと思います。
開けているので写真を撮るのにも困りません。
公園は明るく噴水もありのでそこで休憩しながら眺めるのも良いかもしれませんね。
今回は展望台までは上がれませんでしたが、高さは305mもあるようです。
屋外通路を一周するスカイウォークもして見たいことの一つです。
セントメアリー大聖堂
セントメアリー大聖堂は僕がメルボルンで大聖堂のことを調べて記事を書いたときにとても気になっていた大聖堂です。
メルボルンの大聖堂について知りたい方は僕の以前の記事を見て見てください。
今回のこの大聖堂はローマ・カトリックの大聖堂です。
建築様式はネオ・ゴシックですね。
ネオゴシックはゴシック・リバイバルとも言われており、中世のゴシックを数世紀後に見直したのがきっかけで作られた建築様式です。
残念ながら館内を見ることはできませんでしたが、壁はブロックでできていてどっしりとした印象を受けました。
ハイドパークに近く、公園内からその姿を見るととても幻想的です。
こちらも夜はライトアップされているのでちらほらと観光している人が見られました。
大きくて存在感があるので夜でも気になってくる人がいるのかもしれませんね。
シドニー・タウンホール
シドニータウンホールは目の前に駅もあってとても便利に観光をすることができます。外観はなんだか聖堂のようなイメージがありますが、1869年に建設された市役所だったようです。
現在はコンサートなどが行われたりもするようです。
建築様式はビクトリア様式です。
ビクトリア様式は19世紀にできたものなので比較的新しい建築様式で作られています。
そのため、ゴシック様式を型に作られたと言われていますが、ゴシック様式よりも派手さはないですよね。
それもこの建築様式の魅力かもしれません。
時計台を見ているとなんだかロンドンを匂わせるような感覚があります。
イギリスの建築様式を使っている分その影響が少しは反映されているのかもしれません。
そんな想像をしてみるととても面白いなと感じます。
最後に
僕は夜のシドニーを観光した後、もう少し時間があったので街中のハングリージャックやマクドナルドでコーヒーを飲んで時間を潰しました。
シドニー中心の街は夜の東京に似ていて若者が夜の街を楽しんでいます。
また、葉っぱの匂いがけっこうあちこちでしたので気をつけてください。
少しおかしくなっている人が何度か話しかけてくることもありましたので極力暗い道や人のいない場所は歩かないようにした方がいいと思います。
メルボルンもそうでしたが、シドニーも日本のように治安がいいとは思いません。
というよりも大きな事件は起きなくともホームレスや浮浪者は多いので細心の注意は必要だと思います。
夜観光する場合は安全面は気をつけて行って見てくださいね!
メルボルンの治安を知りたい方はこの記事を見てみてくださいね!