タール砂漠にひっそりと佇むジャイサルメール城

インドって本当に空気悪いし、人多いし、うるさいし、毎日が騒がしくて朝早く起きても静かな時間帯なんて全くない。

インドに旅行に来ると多くの人がそう感じると思います。

そんなインドに疲れていませんか?僕は疲れました。そして、動画をとっても騒音凄すぎて後から見直すとうるさい!となって見るのやめちゃうくらいに。

そんな僕らにおすすめの場所があるんです!

見つけてしまったんです。

なかなか王道になりつつある場所なのですが、北インドの辺境の町ジャイサルメールをご存知ですか?

僕は今ジャイサルメールに来ていまして、そこのメインの見どころであるジャイサルメール城を今回は観光してきました。

ここは他の地域に比べると圧倒的に静かなんです。

タール砂漠の中にあるということもあり、町は砂漠というイメージにあった黄色い建物が多く、牛や羊などは他のところよりも多いように感じます。

朝はとても静かでインドでもこんなに静かな朝が過ごせるのだと感動しました。

ジャイサルメールの朝

さて、ここに書き記していきましょう。

世界遺産なのに人が住んでる?

城内にはバイクがたくさん駐輪されている

ジャイサルメール城は2013年に初めて世界遺産に登録されました。ラジャスタン州の6つの城塞がこの時に世界遺産登録されたのですが、ここもその時に登録されました。

ジャイサルメール博物館の外側

そして、ジャイサルメール城は世界遺産の中でも危機的な状況として認定されていて、それを食い止める修復作業も今行われているようです。

あまりいい状態のものではないということですね。

それもそのはず、世界遺産登録はされたもののしっかりした管理下にあるかといえば僕がみた感じそうではないのです。

城下には多くのホテルやレストランが立ち並んでいて城内に入るとここにも多くの格安宿が点在しています。

他の世界遺産と違うと僕が思うのは住民が今もなおこの城の中で生活しているということ。

確かに世界遺産でも町全てが世界遺産登録されていることもあるのである話ではあるのですが、ここは風化が最も深刻化していると言われています。

今後も残り続けて欲しいですね。

城の中にある建物は各安宿といっても、外観を損なうような作りのものではなく、しっかりと昔からの建物を利用してやられています。

ルーフトップレストランや城からの眺めを見渡せる宿などがとても人気です。場所によっては朝日を、夕陽を毎日見れるという部屋もあります。

そして、なんと言っても見所はその昔から代々継承されてきたイスラム調のデザイン。

ジャイサルメール全体に似たようなデザインがされている民家が多いのですが、ジャイサルメール城では博物館へ行くとそれらの歴史を知ることもできます。

ジャイサルメール城の博物館の記事を以前に書いているので参考にしてみてください。

縄張り意識の強い動物たち

僕はインドを約1ヶ月半ほど旅してきましたが、大都市では動物に絡まれることはほとんどありませんでした。

ですが、この城の内部ではなぜか何度も動物たちにちょっかいを出されます。

インドではまだ狂犬病などがゼロではないので急に噛まれたりすると旅行どころではありません。

なので、少し気をつけないといけませんね。

僕の感じたこととしては吠えられたり追いかけられたりしても走って逃げたり脅かしたりするのは良くありません。

犬の敵対心を煽ってしまいます。

幸い住民がいると優しく追い払ってくれるので威嚇されたりしたらゆっくり通り過ぎるか立ち止まって様子を見ましょう。

そして、少し怖いのがここでは牛が近づくと威嚇してきたりするんです。

僕だけなのかそうではないのか分かりませんが、横を通過するため1メートルくらい近づいたときに頭を大きく上下に振るわれてすごくビビっりました。

あんなのに突進されたら死にます。。。

皆さんも気をつけて旅をしてください。

ゴールデンシティーという異名を持つこの町の眺めをこの町の1番高い城の上から眺めるのはとても最高だと思います。

日が沈む頃にレストランで夕食をとりながらゆったりとした1日を過ごすのも良いかもしれませんね。

ジャイサルメールの夕方

それではまた。

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