太古の都 アンベール城へ訪ねた。そこはまるで異世界

インドのジャイプールにあるアンベール城に観光に行ったと言われても多くの人の記憶には全然残らないと思います。

ジャイプールはピンクシティーと呼ばれていて、ピンクに近い赤茶色っぽい素材で作られた建物が多くあることからそう呼ばれています。

なので、インスタ映えすることからジャイプールは女子旅で有名になったり、インフルエンサーの中でとても有名な場所なんです。

ジャイプールといえばハワーマハルと言われる「風の宮殿」がとても有名です。

ですが、僕自身の感想で言えば、ハワーマハルよりもジャイプールの郊外にひっそりと存在しているアンベール城やその周辺の城塞がとても良いと思ってしまうんです。

なので今回はそんなアンベール城について書いていきます。

アンベール城とは?

ジャイプールの前に都があった場所で、その時にマハラジャとインドで呼ばれる人たちが住んでいたお城です。

マハラジャとは簡単にいうとインドの王様なのですが、王よりもくらいの高い大王のようなイメージです。

インドの大王という感じです。

ジャイプールから少し郊外に位置する場所にあるのですが、そこはジャイプールの中心地とは違って緑のある土地です。

城までの道のりで入り口の大きな門が出迎えてくれます。

ジャイプールからの道のり

そこからしばらく進むと開けた景色と共に広大な城が待ち受けています。

奥に見えるのがアンベール城

この道を少し進むと駐車場があるのですが、そこからエントランスまで少し階段を登らなくてはなりません。入場ゲートで入場料を支払わなくてはなりませんが、入場ゲートまで結構距離があります。

正午までは1500ルピーほどで象に乗って行くこともできるようです。

僕は城の階段を歩いて行くのはとても異世界感があっていいと感じましたね。

砂漠ではないですが、砂漠の中にこのような城があってそこの民たちが出入りしてるというような想像をしながら登っていきました。

変に観光地化されていなかったのが良かったです。

無料エリアまででも十分楽しめる

大広間

しばらく階段を上がると、大きく開けた空間に行き着きます。

そこが入場エントランスのある場所です。

昔はこのエリアで王様の兵隊たちが待機していたりしたようです。

大きな門をくぐってまっすぐ進むと多くの人が集まってる場所があるのでそこへ向かってチケットを買います。

ネットでは500ルピーとありましたが、実際は502ルピーでした。

全てのプランで2ルピー値上げしていたようです。

そこから城内を見学する場合チケットが必要ですが、バックパッカーのような費用を節約して旅をしている人たちもこの大広間までの見学で結構楽しめると思います。

このように半分くらいのエリアは無料エリアなので十分楽しめると思いました。

インスタ映えを狙うなら有料エリア

ガネーシャのデザインがある建物

入場料を払って見学すると、城内でたくさんの美しいデザインを見ることができます。

調べてみるとインスタ映えをするものが多いらしく、多くインドの若者がここに訪れていました。

インスタ映えスポット

特にこの部分は多くの女性が写真撮影街をしていました。

サリーを着ての撮影などはとても映えると思います。実際多くの人がそうしていました。

ここにはガネーシャのデザインもあり、それを見るのもいいかもしれません。撮影客が多くてゆっくり見れる感じではないです。

ガネーシャ

僕が行ったのは16時ごろでしたが、インドでは17時ごろまで日が高いので朝かもっと遅くに行くのがおすすめです。

特に暑さがすごいので。それに、日が強すぎて撮影するにも白飛びが結構目立ち、なかなか映えないような気もします。

このほかにもたくさんの建造物や奥に進むほど迷路のような道が多くありました。

観光する時間は2時間くらいを目安にするといいと思います。

僕はリキシャの1日チャーターで来たので2時間と決められて少し焦って観光したように感じます。

一方通行で要所要所に警備の人がいて先へ進むと戻る時に戻るなと怒られてしまうのでじっくり見学して行くことをお勧めします。

アンベール城の見学を終えた頃にはいろんなものを見過ぎで満足しているのではないかと思います。

実際僕もここの前に運転手に変なところに連れて行かれて少しイラつきながらこの観光地に向かったのですが、この観光地を観光した後はとても気分が晴れていました。

そのくらい満足できる観光地だと思っています。

最後にここまでの交通の便を紹介しますね。

アンベール城までの交通費

ここまで何で来るかにもよりますが、僕はUberを使うことをお勧めします。

僕はジャイプールの中心地近くのホテル街比較的ジャイプールジャンクションに近いところから計算しています。

  • タクシー片道 約232ルピー
  • リキシャー片道 約195ルピー
  • バイク片道 約118ルピー

という感じです。

実際、Uberには手数料が上乗せされてこの値段なので交渉の上手い人はもう少し安く行けるのかもしれませんが、相手も商売なのでなかなか値段は下げてくれません。

特に交通の面で交渉してもUberの方が安いということが多いです。

なので、無駄に時間を過ごすよりも快適になれる方法を選ぶべきだと思います。

ということで、楽しい旅を過ごしてくださいね!

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