インドの知り合いと本の話をしていると、彼女がデリーには古本市場が存在するということを教えてくれた。
デリーで英語の本を購入しようと考えていろんな書店を見て回ったり、時々ストリートに本を並べている人たちから本を買ったりしていた。
でも、ショッピングモールだと1冊500ルピーくらいだったりと日本や他の国にしては安いと思いつつ、インドの物価を考えれば高いと感じていました。
なので、知り合いからこの話を聞いた行ってみようと感じていたので今回行って感想を書こうと思います。
MAHILLA HAAT 古本市場について
Mahilla haatは日曜日だけ開かれるブックマーケットなのですが、歴史は長く1960年代から続く文化のようです。
最初はジャーママスジドというオールドデリーの最大モスクの近くで始まり、数軒の店舗から始まったようです。
そして、ダリヤガンジに場所を移し2019年からは訪れる人が多いことが原因の交通渋滞を軽減させるため、今の場所に移転してきたらしいです。
ここでは子供向けから専門書、小説からビジネス書までいろんなジャンルの本を探すことができます。
値切り交渉もできるので本好きにはたまらない場所だと思います。
今の場所は今までの場所よりも環境が良くなったらしく、僕も行ってみましたが、そんなに場所が汚いとは思いませんでした。
ですが、本は散らかっていてやはり管理がいいとは言えません。
店主が本の上に立っている姿も見られたので本の状態はあまり良くないと思います。
安ければ良いという方であれば交渉もできるのでかなり良いのではないかと思います。
古本市なので現地人向けのマーケット
インドでは海外の作品も英語でよく売られているので英語が読める人なら、この国で本を楽しむことができます。
ですが、洋書はやっぱり値段が高めなのでインドの物価が安いからといってたくさん買いだめするというのは難しい気がします。
洋書は外国価格と考えたほうがいいかもしれません。
ですが、そんな洋書を手軽に手に入れることができるのがこのMAHILLA HAATなので、本好きなもの人にはいいかもしれませんが、あまり興味のない人には観光にはなりません。
なので、現地人が本を安く買うために訪れる場所と考えてもらえればいいと思います。
在住の人にはいいかもしれません。
路上転売はMAHILLA HAATで仕入れているかもしれない
デリーを歩いていると路上で本を並べて売ってる人が多くいるのですが、ショッピングモールで買うよりも少し安いのかもしれません。
ですが、どこから仕入れているのかよくわかりませんでした。
路上で売られているのは比較的いたんだ本が多い気がしていましたが、もしかしたらこの古本市で仕入れて転売していたのかもしれないと思いました。
あくまで予想ですが。
このように街の様子を見るのもなんだか楽しいですね。
交通と営業時間
このマーケットは日曜日の9:00から18:00までと記されていますが、時期によっては8:00からだったりと時間は少しのズレがあります。
僕はニューデリー駅から向かいました。
Mahalli Haatまでは距離にして2キロくらいです。
ですが、ニューデリー駅から向かう場合歩くかリキシャー、タクシーを使うことになると思います。
ここで問題なのがニューデリーではリキシャー運転手があまり良くないことです。
ぼったくりがスタンダードになっているので150~200ルピーでしかいってくれません。
ノーマルは50ルピーくらいです。
なのでかなり高値で乗ることになる。
なので僕は行きは2キロ歩きました。
帰りは現地人を相手にしている運転手が多い場所なので適正料金でニューデリー駅まで行くことができます。
なので、行きはUberを使った方が交渉の時間もストレスもお金も節約できるので必須だと思います。
Uberだとリキシャーは80ルピーくらい。
Uberはノーマルより少し高めですが、ぼったくりに比べたらまだマシだと思います。
不便な場所だと感じますが、デリーに長く滞在する方などは一度行ってみても良いのではないかと思います。