最近、流行っていた繊細さんという本が出てから多くの人が自分もHSPなのではないか?と考えたのかもしれません。
刺激に敏感で人の言動や騒音、人がいるだけで集中できないなど様々なものがあると思います。
僕も東京にいた時に人といるのが辛いと感じることが多かったり、人と会う約束をしていてもどんなに親しくても日が近づくにつれて嫌で嫌で仕方なくなって適当な理由をつけて会うのをやめたりということがよくありました。
でも、僕は昔から旅をすることが好きで1人でいろんなところに旅をしています。
今もその最中です。
旅は人との出会いが1番の醍醐味だと言われますが、正直僕にとってはそうではありません。
確かに本当にたまに会って話すとこれが醍醐味だなと感じることもありますが、多くの人と会って話したり、自分から友達を多く作るのは自分にはあまり向いていないとやっぱり感じました。
今旅に出て半年目になりますが、これまでネットで多くの人と現地に行ったら会うぞ!と張り切ってネットで友達作りをしました。
でも、現地についてからはほとんどの人と会いたくないと感じて結局ほとんどの人とは会いませんでした。
なんだか、人と会うの嫌だなとすごく思ってしまったんですよね。偶然の出会いは楽しくていいのですが、自分から行動して友人を作るというのはあまり僕は好きではないらしく面倒に感じるのです。
そんな感じの僕ですが、人と会う以外にも旅ではやっぱり不便なことが多く、繊細な人はバックパッカーには向いてないのかなと感じることもよくあります。
なので、僕なりに快適にするにはどうしたらいいか考え、実践してるので少しでも参考になると嬉しいです。
敏感な人が快適に過ごすために考えるべきこと
自分は何が最低限必要なのか考える
まず一つ目は自分が最低限必要なことを考えることです。僕と他の人では同じ繊細と言っても繊細な部分はかなり違うと思います。
なので、自分は最低限何があれば、どんな環境があれば生きていけるか考える必要があると思います。
今のところ僕には2つ必要なことがあります。
たとえば、1つ目は。
僕の場合はバックパッカーズやホステルのような多くの人が仕切りのない部屋に泊まるのはプライベート空間がなく落ち着くことができないので絶対に泊まらないように心がけています。(仕方ないこともあるオーストラリアのように物価の高い地域では)
僕はドミトリーに泊まった時は人に迷惑をかけないように二段ベッドに登る時も音を立てないように気をつけたり、寝てる人がいるから昼間でも真っ暗の中で荷造りをしたりと24時間人のことを意識しながら生活するのはとてもしんどく苦痛でした。
なので、その経験のおかげで僕は旅先の宿では高くてもシングルルームが絶対に必須だと思いました。
なので、大体の国で僕はシングルルームに泊まります。
そういう時、一定の人々から旅の醍醐味は人との出会いだからドミトリーのような場所に泊まったほうがいいと言われますが、正直それはその人の意見で僕がどんな気分になるのか想像に出来ないのだと思います。
求めてもないのに人と出会って出会いが醍醐味でしたとは僕には言えないのでそれは自分の旅の醍醐味ではないと思っています。
人に合わせるのではなくて、自分は何を大切にしていて何を求めているのか自分の中で確立させることは自分にとってとても大切なことだと思います。
僕の必要なこと2つ目。
火の通った食べ物。
僕は発展途上国や衛生環境の良くない場所を旅することが多いのですが、その時に生物を食べることを避けています。スパイスの効き過ぎたものも嫌いなのであまり食べたくはないのですが、火が通っていれば仕方なく食べることができます。
火が通っていない食べ物で何度もお腹を壊しているので僕の中でローカルフードを体験するとかそう言った冒険をすることはあまりなく、とりあえず初めての場所に着いたら火をしっかり通した食べ物を探すことにしています。
どこにでもあるのはファーストフード店ですが、費用が高くつくのでできるだけ現地で手軽に取れる火の通った食べ物をいつも探しています。
今インドではチキンと卵のチャーハンを毎日のように食べています。
僕は自分の好きなものは毎日でも食べられる人なのでいろんなものを食べたいという欲求はありません。
なので、できるだけ健康を害さないことを中心において食事をすることが多いんです。
インドでは料理をする時に素手で食べ物を触っていることが多いのですが、インド人は特にオールドデリーでは立ちションをしたりした後手を洗う場所がないのでそのまま手で料理を触ることになります。
そんな食べ物を食べると食あたりになるのは当たり前だと思います。
だから、僕は現地食はあまり食べません。
それではその国の文化がわからないといいますが、食文化はその国の伝統文化を食べなくてもその他のすべての食べ物に現れるものです。
不衛生な食べ物を食べてこの国の食べ物を食べるとお腹を壊すという文化を知りたいのならいいかもしれませんが、インドなら現地食を食べなくてもファーストフードを含めたほとんど全ての食べ物はスパイスが効いていて辛いとすぐに理解することができます。
それもファーストフードというもともと基本があってそれを現地人に合わせられた食べ物はその国の食文化を表していると僕は思うのです。
インドのマックは辛いことが多いです。
日本のマックは他の国に比べてサイズが小さいです。
トルコのマックは豚が使われず、イスラム文化を体現した商品です。
アメリカは全てビッグサイズにも感じましたね。
このようにファーストフードを体験するだけでもこんなに違いが見つかるのです。
現地食ばかり食べる人はファーストフードの違いには気が付かないと思います。
だから、旅ではこうしなくてはならないとかこの国では絶対これを見ないとその国のことはわからないと思うのではなくて、自分なりの発見をすることが大切だと思います。同じものを見ても人それぞれ感じ方は違うのですから。
なんのことを話していたのかよくわからなくなってきましたね。
僕はシングルルームと火の通った料理。
この2つは絶対に必要だと感じていて、そのほかにSIMカードやタクシー移動、たくさんの人との出会いは必要ないと感じています。
実際インドではSIMカードなしで生活しています。
今はどこのホテルもWi-Fiがあるので外で使わなければいいだけです。
自分が最低限何が必要か考えると、さまざまな国でストレスを軽減することができると僕は思っています。
日本と違って海外は行きにくいです。それも僕の感想としてはあるのです。お湯が満足に出ないとかエアコンがない。騒音がある。空気が汚い。嫌な部分を上げるとキリが無いです。
なので、敏感で繊細だけど世界を知りたい。旅がしたいと思うなら、自分はどうすれば快適に過ごせるのか必要なことはなんなのか考える必要があると僕は思います。