インドといえば道路を占領する緑の乗り物を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
その乗り物はぼったくりで有名だと思います。外国人相手だから高く言っても乗る人は乗ると思ってのことだと思います。
緑の三輪の乗り物はオートリキシャーといいエンジンを乗せたリキシャーです。
ですが、インドには三輪車(人力)のオートリキシャーの元となるリキシャーがあります。
今回はインドに観光に来たらなぜリキシャーに一度は乗るべきなのかということを僕が感じた範囲で紹介しようと思います。
乗るべき理由① 観光用乗り物として体験になる
リキシャーは日本の人力車のような立ち位置の乗り物です。
ですが、リキシャーの違うところは、日本の人力車は完全な観光用ですが、リキシャーは今でも現地の人々の足になっています。
家族で乗る場合は椅子からはみ出して車体に捕まってかろうじて乗ってる人もいます。
リキシャーを漕いでる人はさぞ屈強なのかと思うかもしれませんが、ヒョロヒョロのおじいちゃん達が漕いでいるイメージです。(ほとんど立ち漕ぎ)
僕も挑戦しましたが乗り心地がいいとはいえませんね。
道路も悪いインドですので当然ガタガタと車体は飛び跳ねています。道が悪すぎる時は運転手は手で押しています。
それな乗り物なのですが、現地の人々が昔から愛用してきた乗り物に乗るのは観光の体験として旅行が終わった後に良い話題になると思います。
乗るべき理由② スモールガイドになってくれることがある
観光客からチップを貰うためか必死で漕ぎながらここは有名な通りだとかこの道を行くとモスクがあるとかいろんな情報を教えてくれることがあります。
当然全てではありませんが、少なからず情報を教えてくれることがあります。
僕もそれを聞いてある程度道を把握したり、行ってみようと思うところを見つけたりしました。
ですが、反応良く変なことを言ってしまうと目的地とは違う場所に連れて行こうとするかもしれないのでくれぐれもその気がないのに行ってみたいというような反応をしないでください。
トラブルの原因になるかもしれません。
僕の時も運転手は長く乗ってもらおうと必死になっていたようにも見えました。
乗るべき理由③ 動画、写真を撮るとインド感が味わえる。
SNSにインドのリキシャーから撮影された動画などを見たことがないでしょうか?
中には動画を撮ろうとしている時にリキシャーが揺れてスマホを落としそうになったという人もいるほどリキシャーから見れる光景は日本では味わえないものなのだと思います。
大体の人は乗ると動画や写真を撮ると思います。
シェアしたくなるような光景なのだと思います。
また、乗る時も交渉が必要でオートリキシャーよりは人力な分金額は高めです。と言ってもぼったくりだと思うような金額を提示されたらリキシャーはたくさんあるので違うものに乗ると伝えるといいかもしれません。
彼らは必死で値下げ交渉をしてきます。
1回目で提示する金額は大抵多く上乗せしていて、当たればラッキー外しても値下げすればいいと考えていると思うのでいいねよりも半分くらい値下げしてみてください。
断られると思うのでまたその中間の金額まで交渉してというふうに合意できる金額まで試した方がいいです。
ですが、乗った後はちゃんと満足して良かったと思うなら、彼らに少しばかりチップを渡してもいいかもしれません。
おわりに
インドには多くの観光地がありますが、特に玄関口のデリーにはやっぱり首都たらしめる理由があり、見ておくべき観光地も多くあります。
多くの人がデリーからすぐに出てタージマハルやカンジス川、その他の地域に行くようですが、今のインドを知るにはデリーの人々や文化を知ることも大切だと思います。