デリーには古くから受け継がれてきた建造物や伝統文化、そして、成長して新しくなる街や文化も多くありますが、その一つに2005年に完成したヒンドゥー教の比較的新しい寺院があります。
日本人の僕の感覚では新しい寺院?となんか寺院は古いというイメージがあったので人々が見るためにわざわざ行くようなものではなくて地元の人が少し参拝するくらいじゃないの?と思っていました。
でも、ネットにあった写真を見ると興味を持ってしまったので、行ってきたんです。
圧倒されるくらいのアクシャルダム寺院の迫力。
これは誇張してるわけでもないのですが、入場して少し歩くと本堂まで続く参道があります。そこから見た本堂は思わずカメラを取り出したくなるくらい迫力があって感動しました。
あいにく、ここでは一切の撮影が禁止されているので事前に持ち物はほとんど預けなくてはなりません。
なので、こんな景色を前に誰1人インスタグラマーのような写真を撮る人たちはいません。
これはこれで今この瞬間を感じるためには良かったのだと思います。カメラがなかった頃の観光とはこのようなものなのかと感じましたね。
本堂に入ると、インド人の装飾の凄さに圧倒されました。柱という柱に平な部分はないのでは?と思うほどびっしりと模様や絵が彫られていました。
本当に柱にも壁にも天井の細部まできちんと行き届いており、本当に感動しましたね。中は一周回ってヒンドゥー教の展示品を見れるようになっていました。
入ってすぐにはタイでいうブッダのような人が座っていてそこにみんな手を合わせていました。
素材はもちろん大理石でした。
2000年から工事を開始して2005年には完成したというので本当にかなりの技術があった人々が作ったのだと思います。
これは本当に人に見た方がいいと勧めたいと思うレベルでした。これから何百年も経ったらこの建物も立派な歴史的建造物になるのでしょうね。それを今見れたのは何だか新鮮でした。
本堂を見た後は本堂の周りを一周できるので結構広くて大変でしたが、日差しの強い中本堂を全ての角度から見てまわりました。
何ヶ所かで専門機材を使って寺院と写真を撮るサービスがありましたね。値段は僕の確認した時は190ルピーが最大でした。それよりも低いのが2つありました。
写真を撮れる機材を持ち込めないので中では写真を撮る光景はほとんど見ません。
なので、きた人々は座って話をしていたり、寺院を静かに眺めていたり、寝ていたり。
極端な話、時間を忘れて人と話したり見学したりできるいい場所のように思います。
中には文化を学びながらアトラククションを楽しめる施設もあるようです。僕は行きませんでした。なにせ、ここはインド人口が多いので何かをする時はかなり待つんです。
フードコートもあり、その付近に子供が遊べる公園のようなスペースもあります。
フードコート大きいですが、やっぱり人がかなりいましたね。
お土産品店もありますが、観光客用ではないようで、教徒の人向けのものが売られていました。
全て周り、なんだか充実感を持って観光を終え、外からの写真を撮るために少し歩いてアクシャルダム寺院の写真を撮りました。
中で写真を撮れたらいいのにと考えながらも、これで良かったとも思うような観光地でした。
アクシャルダム寺院の入場料、その他のルール
アクシャルダム寺院を観光するために必要なルールをいくつか紹介しようと思います。
- 入場料は無料
- 持ち物は厳しくチェックがある
- スマホ、カメラなどの電子機器は一切持ち込めず
- 水、財布、パスポートなどは持ち込める
- 服装は半ズボンなどは禁止だが、借りることもできる。
- 本堂に入る時は靴と靴下を脱ぐ
大まかなものはこれくらいだと思います。
入場料はかからないので気軽に行くことができます。ですが、持ち物検査はかなり厳しく、スマホなどはどうやっても持ち込めません。
預けた後にセキュリティーを通りますが、何か持っていた場合預け所に行くように言われます。補聴器のようなものをつけていた人が外して預けてくるように言われていました。イヤホンだったのかも。
こうなると嫌になるほどの長い列に並び直さないといけないのでたぶん僕なら帰ります。
インドは観光地に入る時など時間帯によってはかなり列ができてることがあるのでそこは大変です。
本堂に入る時は必ず靴、靴下は脱がないといけないのでこれは覚えておいたほうがいいですね。
最後に行き方なのですが、metro BlueLine、Akshardham駅から約350mくらいです。
僕はMayura vihara eksatensanaという駅からタクシーで行きました。1.6キロくらい離れていたので少し遠かったです。
少し不便なところにありますが、旅の時間がある方は行ってみるといいかもしれません。