昔ながらの姿が残るオールドデリー地区。その中にはいろんな見所があるのですが、その中の一つにムガル帝国時代に建設されたイスラム教モスク、ジャーマ・マスジド(Jama Masjid, جامع مسجد)があります。これはインドでも最大のモスクと言われており、トルコ好きの僕からするとトルコとはまた違う魅力のあるモスクだなと感じました。
今回は僕がここで見てきたことについて書いていくつもりです。
そして、最初に言っておかないといけないのは、ジャーマ・マスジドはいろんなブログで情報が錯乱してる気がします。
あるブログでは入場料は無料でカメラ持ち込み料金があると書かれていますが、また違うブログでは外国人は入場料とカメラ持ち込み料の二つがあると書かれていました。
それについても僕の場合はということで僕の考察と一緒に書き残そうと思います。
行き方と周辺情報
ジャーマ・マスジドまでの行き方とは出発駅によって違うと思いますが、僕は地下鉄を使いました。地下鉄は僕が使った中では最も安かったと思います。
地下鉄で行く場合、最寄駅は2つあり、1つはJama Masjid、もう一つはChawri Bazarです。
100mくらいの差ですが,Jama Masjidの方が近いです。
でも、両方とも駅から少し距離があります。
距離はJama Masjidが約600m、Chawri Bazarは約700mです。
駅の近くにはオートリキシャやリキシャなどがあるので交渉ができる人は使ってみてもいいと思います。でも、僕はめんどくさいのでそこからUberで行くか歩くと思います。ウーバーでもオートリキシャを選ぶことができます。
価格がわかるので安心して乗ることができます。
ジャーマ・マスジド周辺はかなり混雑していて、リキシャなどと体が触れそうになるくらい密着することがあるのであまり大きなバックパックなどを背負って行かない方がいいと思います。なるべく身軽な格好が好ましいです。
この地域は僕が見た限りモスクが近いのでムスリムの人々が多く生活しているように見えます。
オールドデリー地区なのでかなり古い建物がたくさんあり、これこそインドという雰囲気を味わえると思います。
そして、外国人だというのがすぐわかる人だとかなりしつこくも勧誘があるので必要でない場合ははっきりNoと言ってそれでもついてくる場合は完全に無視した方がいいでしょう。
僕はしつこい人にしばらくつけ回された時は少しキレ気味にはっきり欲しくないというともうついてこなくなりました。
モスクのゲートは3箇所あり、Chawri Bazaarの方から行くとモスクのちょうど裏側を眺める形になります。
Jama Masjidから行くとちょうど正面です。正面から行くとマーケットを通り向かうことになります。
このマーケットはどちらかというと現地人向けのものだと感じました。露天もありますが、見た感じとても僕には食べられそうもない衛生環境だったので避けておいた方がいいと思います。
入場料とカメラ持ち込み料
これがこのモスクを見学するにあたって1番の悩みどころだと思います。
先にも説明したように情報が錯乱しています。
ですが、今回僕自身調べてみて自分なりに結論が出たと思うので参考にして見てください。
まず、日本語サイトでは入場料無料で一部ではカメラ持ち込み料やその両方があると言われています。
英語サイトを見ると入場料無料のカメラ持ち込み料ありと表記されていました。
そして、僕が現地で確認するとgate1以外にはこれという正式な価格表示はありませんでした。
スタッフが誰なのかもわからないような状態です。ちなみにgate1には英語表記のものがありました。

この表記から判断すると入場料が300ルピーでカメラ持ち込み料は完全なぼったくりと見て良いと思います。僕が一度行った時は両方請求されて500ルピーだと言われました。
ですが、他の口コミにもあるように写真を撮らないと言えば撮られません。ここは少し強気で言うのをお勧めします。
なかには料金を払わずに入場できた人や口論になって追い出された人もいるようです。
なかに入ってからも執拗に撮影代を請求されるのでそれらはしっかりとした意思で拒否することが必要です。
言われたら間に受けず離れるだけでも構いません。
なので、スタッフらしき人々が人を見て判断しているだけだと思います。日本のように厳密で公正なことは行われていません。
いざ、モスク見学!

この写真はgate2から撮った写真です。gate2はJama Masjid駅からマーケットを抜けて来れます。左側にはgate1があります。右はgate3です。
ここに入場するまでは様々な混乱がありますが、入ってしまえばぼったくりだけに気をつけて見学を楽しみましょう!
靴は脱いで入らないといけないのですが、気温の高い時は靴下で入ることをお勧めします。なぜなら、地面が暑すぎて普通に歩けないからです。
靴はビニール袋を持参してなかに持ち込む方が良いです。預けることはできますが、インドではサービスは全て有料と考えた方が良いでしょう。
さて、まず入って目に映るのはやっぱりモスクですよね。遠くから見ても神秘的だと思うほどのスケール感とデザインをしています。礼拝時は中に入れませんがそのほかはくまなく探索することができます。
有料でミナレットにも上がることができるようです。


ここにはインド人もたくさんの観光客が来ているイメージでした。僕の言った時期は外国人をあまり見かけませんでしたね。
敷地内にはよく見ると鳥のフンがたくさん落ちています。自己判断で対策を!
ジャーマ・マスジドはトルコで見たモスクとはかなり違うとおもいました。ここはムガル帝国時代に作られたということもあり、やっぱり同じイスラム建築でもペルシャが入っていたりと地域によって変わってきます。
このモスクは近くで見るとよくわかりますが、ツルツルの素材を使っていなく、赤い土のレンガのような素材そのままという感じがしました。
インドという地域のイメージに合ってると内心感じながら、観光しました。
見学自体はそんなに時間はかからないと思いますが、見学終了後は周辺のマーケットを見てみたり、オールドデリーの下町を見て回るのも良いと思います。名前もないようなたくさんの通りでカオスな光景が広がっています。
昼間であれば、地元の人たちが生活している通りに入ってみるのも良いかもしれません。
ですが、見た感じは治安が良さそうには見えないため、女性1人の場合は安全性をしっかり確保してください。
インドでは自分の身の安全を第一に楽しんでください!それでは。






インド旅行を検討中の人は地球の歩き方から出ているこの本もおすすめです。
インドをもっと深く理解したい、知りたい方は必須です。