やりたいことは何と聞くと多く答えが出てくるのにいつやるの?と聞くといろんな理由を並べる人がいる。
僕も時々そうだ。
お金や時間が大半の理由になるのだけど実際はそうなのだろうか?
世の中にはやりたくてもできない人が多くいるんじゃないんすか?
うーん。そうかもしれないけど本当にそうかな?
僕たちは一歩踏み出す勇気が足りないのかもしれない
最近僕は1人になるとよく考える。
僕がやりたいことはなんだろうと。
多分これはブルーベリーの仕事をしていて楽しさを感じなくなってきたからかもしれない。
だから僕は次の違う何かを探しているのだと思う。
考えれば考えるほどやりたいことが次々と思いつくのだけど、今の僕はそれをいますぐに始めることができていない。
そんな時に高橋歩さんという自由人を僕は思い出していた。
昔よくビレッジバンガードで立ち読みしていた本の著者で自由に世界を旅している人だ。
その人はやりたいことが見つかるとアコムでお金を借りてやってしまってからお金をなんとか工面していたらしい。
僕にそんなことができるかと問われれば少し躊躇すると答えると思う。
君はどうだろうか。
どこかにいきたい場所があってそこにいくためにお金がない。
そんな時に消費者金融からすぐにお金を借りて旅に出ることはできそうですか?
僕は1人椅子に座りながら考えていた。
この些細なことが自分の人生のあり方を大きく変える一枚の壁になっているのではないかと。
とても薄いはずなのにみる人によっては分厚い壁になることもあるようなそんな壁。
君にはどう見えていますか?
僕が言い訳して後悔したこと
僕は世界一周に出ることをずっと先延ばしにしていた。
時間は十分にあったし、お金も十分にあった。
それでも僕はずっと夢だった世界一周を先延ばしにして1年間を過ごした。
その時僕はずっと言い訳をしていたのだけど、言い訳はいつも同じではなかった。
資金が貯まってない時はお金がないことを言い訳していたし、お金が貯まると職場を辞めようにも同僚から嫌われるのが嫌で先延ばしにしていた。
人がいないからもう少し働いてから環境が改善されたらやめよう。
そんなことを考えていた。
それで僕は辞めたいと思いながら一年を過ごしたのだけど、職場のストレスと自分のやりたいことができないストレスで軽度鬱にまでなった。
僕は自分を追い詰めるタイプの人らしく気がついたらそうなっていた。
運よくその時付き合っていた人が僕の夢実現を後押ししてくれたおかげで、僕は職場を辞める日を決めてそのまま決めてしまえば簡単に辞めることができた。
ずっと何かに言い訳をして決めることを僕は避けていたんだと思う。
今だから思うのだけど、自分のしたいことをしている自分はかなり好きだ。
したいことをしているという実感があるから僕は僕に自信を持てる。
そうでなかった時は自信なんて全くなかった。
僕は今また新しいことを始めようとしているけどこれからはすぐに決めて自分に覚悟を持たせようと思っている。
次はユーラシア大陸横断する。
これまでいろんな言い訳をして後悔してきたけどその経験は今生かされているのかもしれない。
僕が君に伝えたいこと
これを読んでいる君に伝えたいことがある。
もし今やりたいことがあるなら今すぐにそれから逃げられないようにしよう!
旅行に行きたいなら上司に休みの許可を取る前に航空券を購入しよう。
資格に挑戦したいなら試験日を決めて試験費用を払ってしまおう。
唐突にどこかに行きたくなったなら夜でも構わない今から外に出よう。
僕の経験上、その方がうまくいくし、楽しい。
僕は学生時代に急にどこかに行きたくなって次の日の学校をサボって目的地に行ってしまったことがある。
よくないことだけど、自分にとっては良かった。
オーストラリアに来て2週間でお金を使い果たし、帰国しようかとも考えたけど消費者金融からお金を借りて何百キロも移動したら仕事にもありつけた。
全てがうまくいくわけでもないし、もちろんそれらを決めることは怖かったけどその行動を後から振り返ると正解だったと感じる。
だから、もし今迷っているなら決めてしまおう。
選択の先にはまた選択がある。
何を選んでも変わらないかもしれないし大きく変わるかもしれない。
でもそんなこと考えていても何も変わらないのだから大事な選択ほどハイかイイエのボタンを目を瞑って押すかのように決めてしまった方がマシかもしれない。
決めてしまえばその選択を正当化するために行動が生まれる。
そこからは自分の道が大きく動くのだと思う。
僕はそう信じているし、そうなってきた。
What do you want to do?
君はどうしたい?