今日は仕事も休みだが、家にいるとあれこれ悩んでしまいそうだったのでFUJIFILM Xpro3を持って都心部へ行くことにした。
カメラを持って歩いていると何も考えなくて良いのでこの時間はとても大切な時間だ。
写真を撮ることが好きと言うのはもちろんあるけど、このカメラは持って散歩するだけで少しだけ気分が上がるから僕はとても好いている。
新宿から歩いて高円寺まで向かった。
距離は5キロくらいだったかな?
それは忘れたけれど、数年ぶりに訪れた高円寺は駅前が少し変わっていたが、そのほかはあまり変わっていないように見える。
ファッションの街という僕のイメージとは裏腹に、意外と昔からしていたのかな?と思うような個人商店街多くある。
他の町では大手チェーン店によって淘汰されてしまった小さな八百屋や肉屋、魚屋が今も高円寺駅周辺には残っていた。
でも、街を歩いていて思うのは、やっぱり日本の街はほとんどの部分がどこも似ているという点。
よく言えばどこにいても同じような生活ができるということだけど、悪く言えばどこに住んでも何も変わらなくて色がないということでもある。
街によってもっとはっきりとした色があっても良いと僕は思ってしまう。
高円寺は東京の中でも特に色が出ている街ではあると思う。
僕のイメージではセンスのいい人達が集まる街で居酒屋も古着屋もいくつもある。
それでも、僕には色が薄いように感じる。
これは僕の独断と偏見だから一個人の意見として受け取って欲しい。
ただ、高円寺はFUJIFILMのカメラで写真を撮っていて楽しい街ではあった。
特に夜は暖色系の黄色の色が出やすく、カメラ内設定でより情景的に映し出すことができた。
僕の表現したい色がよく出てくれたので後で見返した時にとても嬉しくなった。
高円寺に来ると懐かしく思うことがたくさんある。
それは僕が数年前にここに訪れていたからということなのだけど、20才の時にここに初めて訪れた時、駅近くにはアジアの雑貨を売っている店舗があった。
そこで何やら奇妙な服や帽子、アクセサリーを買った記憶が今でも思い出す。
今ではなんであんなもの買ったんだろうと思ったりするのだけど、あの時はそれが魅力的で仕方なかった。
個性を出したくて仕方なかったのかもしれない。
街を歩いてみたけどその店を今回は探せなかった。
まだあるのかもうなくなったのかわからないが、あるはずだった場所にはケンタッキーができているように感じたのでもうなくなってしまったのかもしれない。
2年前には駅近くのケバブ屋さんにも行ったなー。
確か、トルコ語を勉強していてトルコ語を誰かと話したくてトルコケバブ屋さんにわざわざ足を運んだんだっけ。
でも、そこの店主は日本語を話してくれたし、僕は勇気がなくてトルコ語で話すことも勉強しているということも言えなかったんだ。
今回まだその店舗が残っていることは見れたので少し安心した。
次は寄ってみよう。
夕方から日が沈むまで高円寺周辺を歩いてみたのだけど、なんだかんだ僕は満足している。
最後に駅の方で撮った写真はかなりお気に入りだ。
僕の気に入っているカメラといろんな街を訪れることができることに感謝しよう。
何度もFUJIFILM Xpro-3から他の機種に買い替えようかな?って思ったりするのだけど、結局このカメラに変わるカッコいい機種を僕は知らない。
フィルムシュミレーションのアップデートがpro3にもあればいいのだけど、それはないようだから何度も迷った。
特にREALE ACEが使ってみたい。
でも、きっとこのカメラを手放すことはできないんだろうなー。
タイトルでフィルムシュミレーションはRAW現像に劣るのかどうかと書いたのだけど、結論はやっぱりそこまで劣らないということだ。
僕はRAW現像も使うことがあるけど、最初のうちは自分でやるよりやっぱりフィルムシュミレーションを使う方が綺麗な色になるし、良い写真になる。
それは当然のことで、フジフィルムの色を研究し続けてきた人たちが作った色や設定なのだから、素人が少しいじったくらいで同じものを作れるはずがないんだと思う。
だから、写真を撮ることに集中するためにフィルムシュミレーションを使うという選択もありだと僕は思う。