イスタンブールに来ると大都会病にかかる。

イスタンブールを僕はとても好きだと思っている。

知り合いがたくさんいるわけでも、住みやすいわけでもないのに。

なぜだろう。

定期的に僕はイスタンブールに行くことを望んでいてそこを目指して高い金額でも平気で払ってしまう。

でも、イスタンブールに来るといつもなんだか寂しい気持ちになる。

僕にも理由はわからない。

こんなにたくさんの人がいるのに、こんなに魅力的な景色がそこかしこにあるのに。

多くの時間を僕は寂しさと過ごしている。

今、アラビア語の先生の家にAirbnbを使って泊まっている。

昨日もたくさん話した。

楽しかったはずなのに、なぜだか仲良くなった気がしていない。

その後に町の小さなレストランで地元の人たちとも話した。

1時間半くらいずっと話していたのになんだかそれでも心は満たされない。

この感覚はなんなんだろう。

東京にいる時も僕は同じように感じる。

人はたくさんいるのにかどこかいつも寂しく感じる。

彼女がいていつも楽しく過ごしているはずなのに空虚な気持ちになっていた。

そして、僕は寂しくなるとイスタンブールでいつも同じカフェに足を運ぶ。

ブックカフェという名前で料金は毎年のように高くなる。

アイスラテだけで800円を超える。

今日寂しい気持ちを持ちながらここに来るとそのインフレの影響を見てまた悲しくなった笑笑

というのは冗談だけど、人の世界は大都会になるとなるほど寂しい人が増えるのかもしれない。

だからこそ、友人や心を許せる人と一緒に人生を生きるのは大切なことなんだと思う。

トルコ人は皆がそうやって生きているからこんな苦しい社会情勢でも楽しそうに生きているのかもしれない。

と思った。

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