ブルサで伝統的なセマー見学をしてきた!

僕は今回トルコ語の本を書いたりしている。トルコ通の先生と一緒にトルコの伝統的な舞(sema)を見学してきました。

ツアーなども行われていて、1番有名なのはコンヤにありますね。

でも、最近はトルコの観光地はどこもユーロ表示で欧州人向けに価格を設定されていて日本人の僕達にとってはかなり高い。

アヤソフィアやパムッカレも4000円くらいになるのだとか。

セマーも同じく今夜で見るとお金がかなりかかりそうですが、ブルサでは無料でセマーを見学することができます。

観光ブックにも載ってる場所らしいのですが、僕はこれまで4度訪れていたにも関わらず、全くわかりませんでした。

ということで連れて行ってくれると言うことだったのでついて行くと、感動しすぎて僕は2日連続行くことになりました。

土曜日はムスリムの説教があるので興味のない方は避けた方がいいかと思います。

ですが、毎晩やってるようなので夜の9時ごろその場所に行くと見ることができます。

https://www.google.com/maps/place/Maksem,+Tasavvuf+Cultural+Center,+Ba%C5%9F%C3%A7%C4%B1+Sk.+No:17,+16040+Osmangazi%CC%87%2FBursa/@40.1783941,29.0628344,16z/data=!4m9!1m2!7m1!2e1!3m5!1s0x14ca3de5d8b1eff1:0x49b50759c8210ece!8m2!3d40.1783941!4d29.0628344!16s%2Fg%2F1wl06b2f?hl=ja-jp

場所はこのリンクから見ることができます。

イスラム神秘主義の総本山コンヤでとても大規模に行われているものですが、ここでは子どもたちが多くやっていて舞を踊る人も毎日変わるようです。

ですが、質が低いとか感じることはないと思います。

正直僕達が見て上手い下手がわかるはずがないからです。

僕は1日目も2日目もすごいなって感動が心の底から出てきました。

この舞は無心になり回り続けることで神と一体になると言う意味があるようです。

1人だけ僕から見ても段違いに上手いなって人がいたのですが、その人は何か達観したような印象を受けましたね。

回ることに没頭する人たち。

そして、ここでは来場者たちに無料でチャイも振る舞われるのでとても歓迎されている感覚になります。

少なくともこれは宗教行事であることには変わりないですが、異文化の僕達も歓迎されているように感じてとても気持ちよく観光できました。

トルコでは多くの場合おもてなしにチャイが使われる。

終わった後にチャイを飲みながら少し踊っていた子供と話したりしたのですが、僕達からしたら回るだけの単純なものに見えますが、とても難しくてそこに全力を注いでいる人がいることを知りました。

6歳の子供ですが、僕の舞は誰にも見えなかったかもしれない。

僕は角の方に流れてしまったからと少し残念そうにしていました。

でも、その子は僕達観客からしたらかなり見えていましたけどね。

みんなが写真を撮るくらいには。笑

だから、みんなでそんなことないよと励ましているのを見てなんだかほっこりしました。

6歳の踊り子

この場所は会場がコンパクトになっているので多くの人が入った時の緊迫感は空気がとても変わってシリアスさが増します。

土曜日に行くとそれを感じることができます。

それ以外の日は観光客がメインだなって感じがしました。

ある程度余裕を持って見たい方、時間をあまりかけたくない方は土曜日意外に行くことをお勧めします。

土曜日は始まったのが夜中の11時くらいでした。

終わったのは12時前でしたね。

他の日は9時ごろから始まって30分くらいで終わります。

ブルサに行ったら昼はウルジャーミやイェシルジャーミを観光して夜はセマーを見に行くのがいいと思います。

短期間の滞在でもこれなら楽しめるのでお勧めします。

では、楽しい旅を。

女性は2階からの観覧。
子供達も活躍している。
土曜日は地元の人たちでいっぱいになっていた。
チャイがみんなに振る舞われる。
土曜日は比較的本格的かもしれません。大人ばかりでした。

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